2016年12月14日

DAIWA T3 SV ドラグクリッカー化への挑戦

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スパイク君からの依頼!!
ソルトでベイトフィネスを本格的に始めるために仕入れた『T3 SV』のドラグをクリッカー仕様にして欲しいとの事!

いくつかの方法で、先人達がクリッカー化している様子で、今回はオリジナルではないが、クリッカー化に挑戦してみることにした。

クリッカー化と言っても、簡単に言えば『移植』するってだけで難しい事はない。

ただ、他メーカーの部品を転用するため、メーカー保証外であり、自己責任で行う覚悟のある方のみ参考にして下さい。
このブログの内容でカスタムを行って、何があっても私は責任を負えませんので悪しからずm(_ _)m

では、本題に!

まず準備したのが、ABU「REVO MJ」のパーツリストから・・・
#41 1281218 DRAG WASHER(K) : ¥200 × 3枚
#42 1281219 DRAG WASHER(K) : ¥200 × 1枚
#43 1281220 EAR WASHER(K) : ¥200 × 1枚
#44 1281221 PRESSURE WASHER(K) : ¥400 × 1枚

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さて、ダイワのベイトリールはあまり分解した事が無いが、分解していくとしよう!
過去に、オーバーホールを頼まれたダイワのベイトリールのマグネットが外れ、大変な事になった覚えはある(笑)
今回は慎重に・・・www

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※ハンドルのナット外れ防止プレートを固定しているボルトは、六角レンチ2mm
※カバー固定のボルトは、六角レンチ1.5mm

外回りのパーツを外し・・・
ここから慎重に・・・カバーを外して・・・

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外したついでに、ボールベアリングのクリーニングもしておこうかなw(クリーニングは後半でw)

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今回のカスタム部分になるメインギア周りのパーツを外す。

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ドラグのカーボンワッシャーと、プレッシャープレート?は取り除く。

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取り除く、プレッシャープレートの厚みは、約3ミリ
カーボンワッシャーの厚みが、約1ミリ
合計4ミリの構成で出来ている。

その取り除いた部分に入れるのが、今回購入したパーツの6枚
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カーボンワッシャー3枚+ドラグワッシャー+イヤーワッシャー+プレッシャーワッシャーの6枚構成で、約4.2ミリ
0.2ミリほど厚くなるようだが・・・許容範囲かな??

イヤーワッシャー(43 1281220 EAR WASHER(K))と言う、音を出す部分のワッシャーが、ABU純正のままでは、ダイワのメインギアの中に入らない。
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赤丸で囲った、回転防止の耳が邪魔になる。
メインギアを削れば、回転防止が役に立つが、メインギアを削るのは苦労しそうなので、赤丸で囲ったイヤーワッシャーの耳をヤスリで削り落す。

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メインギアの内径と、イヤーワッシャーの外径はピッタリ!!
ただ、このままだとイヤーワッシャーが回ってしまうため、一緒に回ると音が出ないから、イヤーワッシャーを固定する。
接着剤で強固に固定する方が良いのだろうが・・・まだ不安な部分がある為、今回は仮固定で両面テープで固定してみた。
油分が回ると接着が剥がれ、一緒に回るようになるかも・・・
まあ、その時に対応するとしよう!
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これで、準備は出来たので、オーバーホールをしていく。
余分なグリスを拭き取って、パーツクリーナーで洗う。
そして、ボールベアリングは、『ベアリングリフレッシュ』と呼ばれる、ベアリングの掃除をしたり、グリスの圧入をしたりするキットを使用してクリーニングを行う。

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色々なサイズに適合するような構造になっている。

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ベアリングをセットする。

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カバーを被せる。

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カバー上部の穴から、パーツクリーナーを流し込む事で、ベアリングの内部を通過して汚れを下に流す仕組みになっている。

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ちなみに、このパーツは、グリスを入れて、カバーの上部からグリスを圧入し、ベアリングの内部にグリスを押し込む事が出来る。
リールのベアリングには必要ない。



組み立てる。

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必要な部分に、グリスを筆で塗る程度で塗布する。(もう少し多めでも良いかもw)

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1.メインギア+イヤーワッシャー(固定)
2.カーボンワッシャー(1枚)
3.ドラグワッシャー(ギザギザのやつ)
4.プレッシャーワッシャー
(カーボンワッシャー2枚が余り)
この4枚構成で組み立ててみると・・・
ドラグが弱くなってしまったので・・・
最終的に、下記の5枚構成で組み立てた。
1.メインギア+イヤーワッシャー(固定)
2.カーボンワッシャー(1枚)
3.ドラグワッシャー(ギザギザのやつ)
4.カーボンワッシャー(1枚) ←追加(スペーサーとして入れた)
5.プレッシャーワッシャー
(カーボンワッシャー1枚が余り)

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スペーサーとして使用したカーボンワッシャーは、1枚が0.47mmなので、最初に測った6枚構成の4.2mmから、カーボンワッシャー1枚分を引いて、約3.8mmで組み立てた事になる。

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クリッカー化した心臓部を拡大してみると・・・
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この曲がっているプレートが、ギザギザのギアの様なドラグワッシャーに当たって音が出る仕組みだ。

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カバーを付けて、全ての外回りパーツを取りつけて完成!!

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動画はこちら
↓↓↓



あとは、依頼者のスパイク君に使用してもらい、インプレを書いてもらう事にしようw
posted by TFJ at 20:28| 広島 ☁| Comment(2) |  └ カスタム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
はじめまして。
私もドラグサウンドのないベイトを改造したりしてますが、別メーカーのパーツが付くのは気付きませんでした。
T3SVはベイトフィネス用に買ったもののほとんど使わず、タイラバに使ったりしたけどドラグ音がないので出番がなくなってましたが、また使う機会が出来そうですm(_ _)m

一つ質問でMJのパーツを使われてますが、SJのパーツも同じサイズで使えるんでしょうか?
Posted by ももじり at 2016年12月15日 12:46
ももじりさん、はじめまして。
HP拝見させていただきました!
楽しそうな記事がたくさんありますね!
今度、ゆっくり読ませていただきますw

さて、MJのパーツを使ったのは・・・実はたまたまなんです(笑)
ABUのドラグクリッカーのパーツを購入し、ダメなら自作で作るか検討するために購入してみたのですが、クリッカーが入ったモデルを何種類か見ましたが、サイズまでは解らなかったので、取り敢えず・・・で、購入してみたのがMJでした。
AUBのリールについては、よく知らないので・・・SJとMJの違いも知らないくらいですから(^^;
でも、HPを見てみると、MJは『大口径ブラスギヤを搭載』と書いてあります。
でも、共通部品の様な気もしますし・・・
実際のところ、結果論ですが、MJのパーツは使えました!としか言えません。
まともな回答が出来ず申し訳ありません。
Posted by TFJ at 2016年12月15日 21:38
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